不登校の親の保健室

その他

哲学は、うまくいかない子育てに何を教えてくれるのか

子育ては、喜びに満ちた営みであると同時に、思いどおりにならなさの連続でもあります。学校に行けない日が続く。発達の凸凹によって、周囲の「ふつう」に合わせることが苦しくなる。親としてできることを精一杯やっているつもりでも、空回りしているように感...
こころ・精神医学

行動免疫学から考える「不登校」と「怖さ」の正体

〜なぜ私たちは安全でも避けてしまうのか〜行動免疫学とは何か(基本の考え方)私たち人間には、2つの「免疫」があります。体の中で病気と戦う「生物学的免疫」病気を避けるために働く「行動免疫」行動免疫とは、「危険そうなものを事前に察知し、嫌悪感を使...
体験談

不登校からの再スタート|息子の高校生活と選択の記録(2026年4月)

入学式――「やってみる」という決意中学時代、不登校だった息子が高校に進学した。入学式、周りの生徒はみんな大きく見えた。それでも息子は、その日をやり切った。夜は家族で焼肉を食べた。「とりあえず、やれるところまでやってみる」そんな小さな決意があ...
こころ・精神医学

不登校の子どもに「行動活性化」はどう役立つのか

―親ができることは、無理に動かすことではなく“小さく生きる力”を戻すこと―不登校の子どもを見ていると、親はどうしても焦ります。「このままで大丈夫なのかな」「学校に戻れなくなってしまうのでは」「将来どうなるんだろう」「結局、親は見守るしかでき...
こころ・精神医学

【こころ・精神医学】子育てと宗教の関係

——仏教・一神教・神道から考える「育てるという営み」の意味はじめに:子育てはなぜこんなに難しいのか子育てをしていると、多くの人が感じることがあります。「どうしてこんなにうまくいかないのか?」という疑問です。子どもは思い通りにならないし、正解...
こころ・精神医学

【こころ・精神医学】小さい頃は平気だったのに、中学生で突然「人前が怖い」——思春期の不安が立ち上がる理由と、親が気づくサイン

はじめに(注意書き)この記事は医療的な診断を行うものではなく、一般的な情報提供を目的としています。お子さんの不安が強く、登校・外出・睡眠・食事など生活に支障が出ている場合は、小児科/心療内科/精神科、学校のスクールカウンセラー等に相談してく...
こころ・精神医学

【不登校の科学】親子の「ちょうどいい距離」――子離れのタイミング、共依存、そして自立を支える関係づくり

子どものことが気になって仕方がない。でも同時に、「親には親の人生がある」とも思っている。その揺れは、とても自然で、まっとうなものだと思います。親子の関係は、近すぎても遠すぎても苦しくなります。そして多くの場合、問題は「愛が足りない」からでは...
こころ・精神医学

【不登校の科学】何もしない時間は「止まっている」のではなく、「充電している」かもしれない

――不登校・スマホ・親子の距離に悩むあなたへ「この子、大丈夫なんだろうか」という不安の正体ふと、部屋の前で立ち止まってしまう。ドアの向こうから聞こえるのは、動画の音だけ。今日も学校には行っていない。ベッドでスマホを見続けて、昼も夜も区別がな...
こころ・精神医学

【不登校の科学】無気力症候群(アパシー)とは何か――「やる気が出ない」の連鎖を断ち切るために、本人と家族ができること

「無気力」は“怠け”なのか?――まず最初に言いたいこと「何もしたくない」「起き上がれない」「やる意味がわからない」。こういう状態を見ている家族や周辺の人は、ものすごく消耗します。心配して声をかけても反応が薄い叱ると悪化しそうで怖い優しくして...
こころ・精神医学

無気力の時代を生きる

――動けない人と、それを支える人のために無気力は「甘え」なのか「何もしたくない」「頑張る理由が見つからない」「生きてはいるけれど、生きている実感がない」近年、子どもの不登校の理由として「無気力・不安」が最も多いと言われるようになりました。文...