〜やる気が出ない・集中できないのは「脳」の問題かもしれません〜
最近こんなふうに感じることはありませんか?
- やらなきゃいけないのに動けない
- 集中しようとしてもできない
- ついスマホを触ってしまう
- 感情が安定しない
もしそう感じているなら、
それは「気持ち」や「性格」ではなく、
👉 脳のコンディション(前頭前野)
が関係しているかもしれません。
この記事では、
あなたの脳の状態を確認できるチェックリストと、
その背景を脳科学の視点から解説していきます。
そもそも「前頭前野」ってなに?
前頭前野とは、
おでこの奥にある脳の一番重要な部分で、
・思考
・判断
・集中
・感情のコントロール
といった「人間らしい働き」を担っています。 [medical-symptoms.net]
簡単に言うと
👉 脳の司令塔(社長)
のような存在です。
この部分がうまく働くと
- ちゃんと集中できる
- 感情をコントロールできる
- 将来を考えて行動できる
逆に、ここが疲れてくると
- 頭がぼーっとする
- やる気が出ない
- 衝動的になる
といった状態になります。
なぜ今、脳が疲れやすいのか
現代は
- スマホ
- SNS
- 情報過多
- ストレス
によって、前頭前野が常にフル稼働しています。
さらにストレスが強くなると、
👉 前頭前野の働きが弱まり
👉 感情や衝動が強くなる
という状態が起こります。 [toho-u.ac.jp]
これが
「やりたいのにできない」
「止めたいのに止められない」
の正体です。
脳の状態チェックリスト
まずは、今の自分を確認してみましょう。
当てはまるものに✔を付けてください。
【チェック項目】
脳疲労セルフチェック
アナログチェックシート
- [ ] 優先順位がつけられない
- [ ] 飽き性でどんなことも長続きしない
- [ ] うっかりミスが多い
- [ ] とっさのひと言が出てこない
- [ ] 突発的な出来事に対応できず固まってしまう
- [ ] 雑談が苦手
- [ ] 勉強、仕事中についスマートフォンをいじってしまう
- [ ] 仕事中に無関係なことを延々と考えてしまう
- [ ] 甘いもの、酒、タバコなど、我慢できないものがある
- [ ] 心配事があると、それをずっと考えてしまう
- [ ] 口頭で説明されるとよくわからないし、覚えられない
- [ ] 緊急な仕事が3つ以上入ると、どれかを忘れてしまう
- [ ] 外出中、人の視線がとても気になってしまう
- [ ] 苦手な人にばかり、注意が向いてしまう
- [ ] とても緊張しやすい
- [ ] 不安を感じやすい
- [ ] 怒りを感じやすい
- [ ] 怒りをおさえられない
- [ ] 興味があちこちに移ってしまう
- [ ] 嫌なことを先送りにしてしまう
- [ ] いつもギリギリにならないと取りかかれない
- [ ] 予定を逆算することが苦手
- [ ] 予定をすっぽかしてしまう
- [ ] 気をつけていても、いつも約束の時間に遅刻してしまう
- [ ] 忘れ物が多い
- [ ] 劣等感が強い
- [ ] 何らかの感覚過敏を持っている
- [ ] 学生時代、がんばっても成績が悪い科目があった
- [ ] 定時の起床就寝ができない
- [ ] 目標をすぐに忘れてしまう
- [ ] 知能は平均なのに、読み書きや計算などが極端に苦手
- [ ] にぎやかな場所だと、相手の話に集中できない
- [ ] 傷つきやすい
- [ ] 他人の短所にばかり目がいってしまう
- [ ] 嫌な出来事をいつまでも引きずってしまう
- [ ] 体の感覚に従うことを正しいと思っている
- [ ] 部屋を片づけられない
- [ ] バッグに物をたくさんつめ込んでいる
- [ ] 出発直前に関係のないことをやり出す
- [ ] 人の話を聞いていても、すぐにその場とまったく関係のないことを考えてしまう
- [ ] 相手が答えている最中に、別の質問を被せてしまう
- [ ] いつも思考や想像が止まらなくて頭の中がうるさい
- [ ] 風呂や歯みがきなどの衛生管理が面倒で、やりたくない
- [ ] 暗算が苦手
- [ ] オフィスは、周囲の音が気になって集中しづらい
- [ ] 少しでも視覚情報が増えると、目の前のことに集中できなくなる
- [ ] 無気力なことが多い
- [ ] ウツになりやすい
- [ ] ネットをダラダラと見続けてしまう
- [ ] 寝ても疲れが取れないと感じている
- [ ] 仕事の全体像を把握することが苦手
- [ ] 発言がコロコロと変わる
- [ ] 天然ボケと言われる
判定結果
| 当てはまった数 | 判定 | 状態 |
|---|---|---|
| 0〜10個 | レベルA | とても良い状態 |
| 11〜21個 | レベルB | 良いが軽い疲労あり |
| 22〜33個 | レベルC | 平均、負荷状態 |
| 34〜45個 | レベルD | 低下、生きづらさあり |
| 46以上 | レベルE | 要回復状態 |
このチェックの正体
このリストで見ているのは
👉 性格ではありません
👉 努力不足でもありません
👉 **「前頭前野の働き」**です
脳の働きを決める4つの力
このチェック項目は、主に次の4つの能力に関係しています
ワーキングメモリ
👉 情報を覚えながら考える力
例
・会話を理解する
・複数の作業を同時に進める
弱くなると
→ すぐ忘れる
→ 仕事が混乱する
注意制御
👉 必要なものに集中し続ける力
例
・SNSに流されない
・集中して作業する
弱くなると
→ すぐ気が散る
メタ認知
👉 自分を客観視する力
例
・ミスに気付く
・改善する
弱くなると
→ 同じ失敗を繰り返す
抑制機能(No-Go)
👉 やらない力
例
・スマホをやめる
・怒りを抑える
弱くなると
→ 衝動的になる
これらはすべて
👉 前頭前野が担う「実行機能」
と呼ばれるものです
不登校や「やる気が出ない」の正体
特に子どもや不登校のケースでは
- ストレス
- 不安
- 人間関係
が強くなると
👉 前頭前野の働きが低下
👉 感情(扁桃体)が暴走
という流れになります。
その結果
- 動けない
- イライラする
- 学校に行けない
という状態が起こります。
親として絶対に大事なこと
ここで一番伝えたいこと
それは
👉 「できない=甘え」ではない
ということです。
むしろ
👉 脳が動けない状態
なのです。
だから必要なのは
・叱ることではなく
・努力させることでもなく
👉 整えること
です。
脳を回復させる基本の3つ
とてもシンプルですが、重要です
情報を減らす
脳は情報で疲れます
- スマホ時間を減らす
- 何も考えない時間を作る
睡眠を整える
睡眠中に脳は回復します
小さく成功体験を作る
前頭前野は
👉 「できた」で回復
します
まとめ
今回のチェックは
👉 自分を責めるためではなく
👉 状態を知るためのもの
です
もしチェックが多かったとしても
それは
👉 あなたが弱いのではなく
👉 脳が疲れているだけ
です
脳は必ず回復します
ゆっくり、少しずつ整えていきましょう
最後に
もし今
- やる気が出ない
- 子どもが動けない
そう感じているなら
まずは
👉 「どうしたの?」ではなく
👉 「脳が疲れてるのかな?」
と考えてみてください
その見方が変わるだけで
関わり方も未来も大きく変わっていきます
■ 参考文献


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